くりもとミレニアムシティ
このような考え方を実際に実現するプロジェクトが2003年に完成しました。その名は「くりもとミレニアムシティ第Ⅰ期」。ここは、理事の佐藤文彦さんと地主の大松秀雄さんが中心となり、十数年前から完全有機農業を始めた千葉県くりもと地球村に隣接するエリアが敷地となっています。まったく新しい農業の可能性と森林や都市のあり方を問い直すプロトタイプエリアです。

次に順を追って実際の「くりもとミレニアムシティ第Ⅰ期」の概要をご説明します。ちなみにこの施設はまちというには小規模ながらも、先ほどご説明した、5つのキーワードの全てが盛り込まれています。
また、おかげさまで、これまでに内外のメディアに計40回以上も取り上げられました。

「くりもとミレニアムシティ第Ⅰ期」は、環境まちづくりNPO法人ミレニアムシティが自力建設したエコロジービレッジです。
約40人の出資者によるコーポラティブ住宅として、移住、定住の為のお試し別荘でもあります。
会員である都市住民を中心に、毎月各種文化行事、セミナー、農業体験を行っている、都市と農村を結ぶ農場サロンでもあります。

