サステナブルデザイン国際会議

2006年12月に行われたサステナブルデザイン国際会議についてお知らせします。

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サスティナブルデザイン国際会議

サスティナブルデザイン国際会議

開催概要

名称:サスティナブルデザイン国際会議 Destination 2006-2026
会期:2006年12月14日(木)~16日(土)「エコプロダクツ2006年開催期間中」
会場:全体会議 東京ビッグサイト会議棟607+608会議室
    展示会:東3ホール3097
主催:サスティナブルデザイン国際会議実行委員会
共催:国際機関APO(アジア生産性機構)

開催テーマ:以下のようなテーマのもと、世界中の環境分野の第一線で活躍しているパネリストによる講演を中心に2間日に渡り開催された。


1、サスティナビリティを地球環境の点からばかりでなく、社会的な意味や文化的なコンテクストからも捉える総合的な議論へと展開する。
2、サスティナブルな社会の実現に向けて必要となる技術やビジネスモデルについて生活者の視点から考え、産業社会の新たな枠組みを探る。
3、サスティナブルな社会のポジティブなイメージを描き出すとともに、そこに至るローとマップの作成に着手する。


  以下は、サスティナブルデザイン国際会議実行委員長、東京造形大学教授 益田文和氏による、ミレニアムシティについての講演内容についての解説です。

『千葉県香取郡栗源町(現:香取市高萩)にある「くりもとミレニアムシティ第I期」。
環境まちづくりNPO法人ミレニアムシティが自力建設したエコロジービレッジである。
ガラスの温室のような建築物の中にCOYAと呼ばれる木造の小屋があるという構造をしており、パッシブソーラーシステム、ビオトープの浄化槽の利用等、いたる点で自然そのままのエネルギーを活用している。
このミレニアムシティはまったく新しい森林や都市のあり方を問い直すプロトタイプエリアである。
このような新しい都市像を提案し、実際に建設、運営し、次々に環境蘇生エリアを広げていく予定であるという。
この、ミレニアムシティは「生活を変えなければならない」と考える個人々々の考え方・希望が集まる事で実現された例であり、従来の消費型社会を持続可能型の社会に変えていくためのものである。
個人レベルのパラダイムシフトを社会全体に広げゆく事は可能であり、そのキーワードとして、デザインが特に重要だというお話を頂いた。』



特定非営利活動法人 ミレニアムシティ/東京都練馬区上石神井1-11-12/TEL:03-3929-4663/FAX:03-3929-7188/E-mail:info@npo-mc.com