スリランカツアー

2010年5月に行ったツアーのご報告です

スリランカの悲しみ

鈴木さん 今回のスリランカツアーでは、長年スリランカに井戸を寄付するなど活動をしているワンワールド・ワンピープル協会の鈴木さんに大変にお世話になりました。鈴木さんは、スリランカには50回以上訪問し、井戸や幼稚園を寄付するだけでなく、日本との絆を結ぶさまざまな活動をされています。 その鈴木さんのネットワークで、いろいろな方とお会いすることができました。その白眉は次回に廻すとして、今回は少し悲しいお話を。
5月11日の夕方に私たち一行は、スリランカの中でも世界遺産が集中している文化三角地帯の中にあるポロンナルワという町のエコツーリズムホテルに到着しました。
そこで待っていてくれたのは、現地の方で九州大学に留学経験があるジャヤラットさんです。現地での学校訪問などをアレンジしてくださいました。
そのジャヤラットさんを囲んでの打ち合わせ中に彼の携帯電話がなり、どうも暗い顔をしています。しかし、打ち合わせはその後も行われ、私たちもミレニアムシティの説明をさせていただきました。
翌朝になってから知ったのですが、打ち合わせの最中に、彼の実の母親が亡くなっていたそうです。それをおくびにも出さす、一刻も早く病院に駆けつけたいところを打ち合わせに付き合っていただいたのでした。副大臣との会合
翌朝、とても忙しい中だと思いますが、彼はホテルに来てくれました。彼のアレンジで、この日の学校のセレモニーに参加するスリランカ政府の副大臣を私たちに紹介するためです。副大臣もわざわざホテルに来てくれたのです。
セレモニーでは、ミレニアムシティの説明をする時間をとってもらえるかもしれないということで、ジャヤラットさんが通訳をする段取りとなっていました。しかし、事態が事態だけに、誰か他の人に頼むことにしました。ところが、ジャレットさんは結局セレモニーにも参加していただきました。いろいろあって、ミレニアムシティの説明の時間はとれなくなってしまいましたが…。
ところで、そのセレモニーの最中に、鈴木さんに別の知らせが入りました。鈴木さんが現地で懇意にしている方のお母さんが亡くなられたというのです。2日連続の訃報です。
そして、お二人のお通夜が5月12日の夜に行われることになったそうです。

12日の夜、2つの学校を訪問し、午後は世界遺産を見学してから、鈴木さんはお通夜に参列することになり、ちょっと顔を出すだけだからということで、私たちも車の中で待つことにして、最初のお通夜の会場に行きました。すると、気にすることはないということで、急遽、我々もお通夜に参列させていただきました。
鈴木さんにしてもスリランカのお通夜への参列は初めてのことで、しかも、1晩で2つのお通夜に出るなどということは日本でも経験したことがありません。
お通夜は自宅で行われていました。ご家族の一人ひとりに挨拶して入ると、中には天蓋で包まれた大きなベットがあり、ご遺体が横たえられています。ベットの両側には大きな象牙が2本、ご遺体をはさむように立てられています。その廻りには花が飾られています。
お茶とお菓子をご馳走になり、その後で供養だからということでお料理もいただきました。私たちが行った時間は夜7時頃でしたが、お通夜は朝まで行われるということです。まだ本格的には始まっていない様子で、弔問の方もそれほど来られていませんでした。
30分ほどでおいとまし、次にジャヤラットさんのお通夜に行きました。こちらも自宅で行われており、すでに大勢の方が集まっていました。
ご家族の皆さんにご挨拶し、ご遺体に手を合わせて、少しの時間を過ごしました。ジャヤラットさんは前日の夜に来てくださった時にご家族をお連れで、奥さんや2人の子供とも顔見知りとなっていましたので、いろいろとお話をすることもできました。
ジャヤラットさん お葬式は13日の夕方からだそうです。日本でいうところの喪主であるジャヤラットさんは、いろいろと忙しいと思います。ところが13日の朝にも、彼はホテルを訪ねてくださいました。打ち合わせがあるからです。そして、14日にも会うことなり、忙しい中、毎日お会いすることになりました。
風習が違うのか、あるいは無理をしてお付き合いいただいているのか分かりませんが、日本では考えられないことです。しかも深い悲しみの中にあることは、私たちにも痛いほど分かります。
感謝をしてもし足りないほどのお世話になりました。




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